向井時雨のあまごい。

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フェイクニュースの真実 その2

「フェイクニュースの真実 その1」のつづきです。

 

その後、勘違いを元に様々な心理的な現象によって自体は大きくなっていきます。

 

 

バイアスによってミスリードされた正義。

今回の件については2つの心理的な内容を知っておく事で「なぜ自体が大きくなってしまったのか」を理解することができます。

 

 確証バイアスとは
仮説や信念を検証する際にそれを支持する情報ばかりを集め、反証する情報を無視または集めようとしない傾向のこと。

 

 ミスリードとは
人を誤った方向へ導くこと。誤解させること。

 

発端となったリプライを受けたユーザは熱狂的なうたプリファンでした。
「もしうたプリを使って問題を起こしているなら許さない」と考えるタイプだった様です。

 

発端となったリプライを受け、まず取った行動は「情報収集」かと思われます。
プリマジについて検索をしたり、ツイートでフォロワーに対して「どういうこと?」と聞いてみたりしていた様でした。

 

しかしここで確証バイアスが働いてしまったのでしょう。
フォロワーからもツイートから醸し出される「何か問題が無いか?」という意図に反応し、集まった情報のほとんどが「きっと問題があるに違いない」という表現のものばかりだった事は容易に想像できます。

 

その結果、熱狂的なうたプリファンを取り巻く層に対して「自分たちは間違っていない」という心理が働きました。
この思い込みは確証バイアスによって集まった「黒と判断してしまう情報」を武器に様々なユーザへ「ミスリードされた正義」を感染させていきます。

 

また、感染はTwitterなどの短い文章をベースとしたSNSによって行われた事で伝言ゲームの様な自体が発生しました。
つまり「実際の内容と本人の解釈が表現によって変わっていった」という事です。

 

これにより「詳しくなければ黒と判断してしまう情報」が「完全に黒な情報」として拡散され始めました。
すると元々声真似に対してあまり良い印象を持っていないユーザから「やっぱりね」といった反応があり、アンチゆえに特に調べもせずに鵜呑みにするといった事が目立つ様になりました。

それに加えて何気ない話題として関係の無い人たちの間にも広まり「実際はよくわかっていないけど悪い事をしているらしい」というイメージだけが一人歩きする様になっていきます。

 

つづく

フェイクニュースの真実 その3 - 向井時雨のあまごい。