向井時雨のあまごい。

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フェイクニュースの真実 その5

 「フェイクニュースの真実 その4」のつづきです。

 

恐らくここで一つ、疑問が残る方もいるかと思います。

それは「分かっているならなぜ当時のプリマジはだんまりを続けていたのか」

 

これはとても簡単な理由でした。 

 

 

苦渋の決断

実際こうやって振り返って見てみれば、もっとやりようがあったのかもしれないと思います。

ただ当時、炎上の最中ではこういった考え方をしていました。

 

まず基本的にはアンチとなった方々の一方的な勘違いによって炎上が起こっていたことはプリマジ側でも認識していました。

そこで一つの判断に迫られます。

 

それは「反応するか・しないか」です。

 

実は反応する場合、様々なデメリットがあります。

まずは分かりやすい点としては「収束するまで反応し続けなければいけなくなる」という事です。

 

そもそも相手は完全に勘違いをしていることはわかっていたので、反応しても火に油を注ぐ事になるのは目に見えていました。

例えば「りんごは青い」と完全に勘違いしている人間に「りんごは赤いんだよ」と口で理解させるのはとても難しいですよね?

それを見ず知らずの人間にまで周知を徹底するのは不可能だと判断しました。

 

また途中で反応をやめれば「反論できなくなって逃げた」と受け止められる事にもなります。

加えてメンバーにはそれぞれプライベートの時間が存在します。

プロの事務所が管理しているわけでも無いので、その辺りの対応も自分たちで行う事になります。

となればリアルに影響が出る事は目に見えていましたし、実際に状況を整理するだけでも影響が出始めていました。

 

それ以外の理由としてもいくつかの要因がありました。

例えばプリマジ側から明確な反応があれば、まだ炎上自体を知らないユーザにも周知される事になります。

これは無用な心配を与える事になるので本意ではありませんでした。

 

他にも、反応すれば炎上はさらに激化する事になります。

これはメンバーが痺れを切らして少し反応してしまった時の反応からも容易に想像できます。

そして万が一「うたプリ」という本家コンテンツに影響する様な事になれば、それこそブロッコリーが黙っていないと判断しました。

 

もし炎上がきっかけで「二次創作への規制」がさらに厳しくなってしまえば、これまでルールの中で楽しんでいた二次創作の方々にもご迷惑をかける結果に繋がってしまいます。

であれば、たとえ結果的にプリマジが悪者になったとしても基本的には反応しない道を選ぼうと決断する事になりました。

 

ただ、プリマジもただ見ていただけではなく起死回生の一手で挽回する事を考えていました。

それが「メジャーレーベルからのCDデビュー」です。

 

実はこのライブをするかなり前からCDデビューの話が既に進んでいました。

ライブに関してもアドバイスなどを受けていましたが、今回の炎上についても関係者からも「むやみに反応しない方がいい」というアドバイスを受けていました。

この辺りも自分たちが自信を持って活動を続ける事が出来た要因ですね。

そのため当時の関係者やメンバーもこんな流れをイメージしていました。

 

  1. メジャーレーベルからのCDデビュー発表
  2. ちゃんとした企業がつく事でプリマジの後ろ盾ができる
  3. ライブに関して問題行為がなかったという証明に繋がる

 

しかしアンチのほとんどのユーザはこの考え方をしませんでした。

この辺りは確証バイアスによって判断材料から取り除かれてしまった様です。

 

実際はこれ以外にも様々な事を言われていましたが、そのほとんどがこう言った形で拡散された情報ばかりだったことは容易に想像がつくかと思います。

 

 

この時の炎上は、そういった様々な経緯で発生し拡散していきました。

そしてプリマジがリラックス宣言をした今、タイミングとしてはもう書いても良いだろうと判断しこの記事を書いています。

 

きっとここまで読んで頂ければ、いわゆる政治系のワイドショーで起こっている印象操作・偏向報道と同じ様な心理的な効果が起こっていた事がわかるかと思います。

そしてその力はとても大きく、当事者を経験した事で対応するのはとても難しいと学ぶ事ができました。

 

この件以降、自分は報道や自分を取り巻く情報に対して「本当にあっているか」「別の側面からの見方はないか」という事を気にする様になりました。

もしこれを読んでくれた方が少しでも正しくありたいと思ってくれたのなら、普段からこういった「大きな流れに流されていないか」を考えて見てもらえれば幸いです。

 

フェイクニュースの真実 〜完〜

 

※ここで書いた内容は自分の考えのみで書かれているため事実と食い違う点があるかもしれません。予めご了承ください。